聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】

聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】

どうも、Perryです。

 

前回に引き続き、聞き上手になるためのテクニック、今回は【相槌編】です。

相槌は、いわば会話のリアクションの一種です。聞き上手な人は、リアクション上手でもあります。

聞き上手な人がやっていることは、ずばり相手の心をつかむ相槌」

 

あなたと会話をしていて、「楽しい!」「もっと話をしたい!」「つい話したくなってしまう!」そう思ってもらえることで会話が盛り上がっていきます。

相手に話させて、上手に話を引き出してあげることが上手な相槌の打ち方です。

 

相手の心をつかむのは、イケメンや名言を残す俳優、話し上手な芸人だけではありません。一般人にもできちゃいます。

それが「聞き上手」な人ということです。

 

ということで、聞き上手になるためのテクニック第2弾!

今回は、上手な相槌の仕方の中でも「相手の心をつかむ相槌」についてポイントを4つにまとめました!

 

相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント

聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】

①相手を飽きさせないこと

ワンパターンな相槌をして、相手を飽きさせてはいけません。

同じ相槌を繰り返し使っても効果はないどころか、白々しさが増大します。「すごい!」「さすが!」というような褒め言葉を連発しすぎると誠意が感じられなくなり、耳障りに感じる場合もあります。

浅はかだと思われてしまいますので、相槌の引き出しを何パターンも用意しておきましょう。

 

相槌の「さしすせそ」というものもありますので、相槌のバリエーションを増やしたい方はこちらも参照してください。

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多用するのではなく、一部を変化させたり、一言付け加えて使用することがおススメです。

例えば、

「知らなかったです!」を「そうなんですか、初めて知りました!」
「さすがです!」を「さすがです!僕にはできないことですよ」
「すごいですね!」を「へぇ~、それはすごいですね!」

 

このように繰り返し使ってるように見えて、実は一部を変化させたり一言付け加えたりしているだけでも印象は変わります。

「へぇ~」「ほぉ~」「あ~」などの感嘆詞も混ぜると、より感情が伝わりやすいですね。

これらの感嘆詞を噛みしめながらゆっくり言ったり緩急をつけると、相手もしっかり話を受け入れてくれていると感じてもらえます。

 

相槌は、言葉だけではありません。表情や動き、声色などを巧みに使い分けましょう。

 

②相手の感情が含まれている(共感)

聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】相手
今日は厄介な客につかまってしまってさ…
【良い例】
聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】あなた
そうか、そりゃ災難だったな…大変だったね

【悪い例】

聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】あなた
まぁまぁ、生きてりゃそういう日もあるんだから、元気出してよ。

 

この2つの違い、分かりますか?

相手はなぜあなたに話をしてきているのでしょうか。

それは、あなたに「自分の気持ちを理解してほしい」と思っているからあなたに話をしているのです。

慰めてほしいという思いもありますが、それ以上に「共感」してもらいたい感情が強いです。

 

自分の気持ちを誰かと共有することで会話が盛り上がります。

女性同士の会話を思い出してみてください。

聞き上手になるためのテクニック第2弾【相手の心をつかむ「相槌」4つのポイント】

自分の思っていることを分かってもらえることに嬉しいと感じて話が弾みます。的外れなことを言ったり否定をしてしまえば、その場が冷めきってしまいます。

女性に限らず、男性でも自分の感情を受け入れてもらえたら、「あ、この人とは息が合うな」って思いますよね?

人間は、息が合う者同士は惹かれ合うという性質があります(類似性の法則と言います)。だから相手に寄り添うことができれば、仲間だと認識されて相手に好印象を与えられるのです。

つまりは、いかに相手の感情に共感できるかが大事だということなのです。

相手の気持ちを察知して、相手に響く言葉で明確に伝えてあげましょう。

 

③共感のあと、すかさず「質問」する


相手
この前、北海道に旅行に行ってきたんだ~
あなた
おぉ~、それは楽しかったでしょう、どんな所へ行かれたのですか?

このように、相手に聞きたいことを質問してみてください。そうすると相手は「函館に行って、美味しい海鮮料理を食べ歩いてきたよ~」などと嬉しそうに話してくれます。

質問を挟むことで、自分の話に興味を持ってくれていると感じて嬉しくなりますよね。話が膨らんで、会話に花が咲きます。

5W1H「WHO(だれ)、WHEN(いつ)、WHAT(なにを)、WHERE(どこ)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)」を使って質問をすると、相手は自由に回答することができます。

この場合、「誰と行かれたのですか?(WHO)」や「何をされましたか?(WHAT)」という質問も答えやすいですよね。

 

ポイントは、共感したあとに質問すること!

 

いきなり「どんな所へ行かれましたか?」「誰と行かれましたか?」と聞くと、まるで取り調べをされてるような圧迫感を感じてしまうからです。

質問の前に「いいですね~」「楽しかったでしょう」「うらやましいなぁ~」「そこ私も気になっていたんだ」とクッションを挟んだら、圧迫感はだいぶ和らぎますよね。

質問をするにしても、相手が話しやすいように配慮する必要はあります。適度に自分の感想を述べてから質問をするように心がけてください。

そして相手から話をどんどん引き出してあげましょう。

 

④話の最後に、「感謝の相槌」をする

感謝の相槌とは、「ありがとう」「ありがたい」「助かります」「感謝します」などの感謝の言葉です。

これが言えるか言えないかで、あなたの印象は天と地ほどの差が出ます!

 

相手はあなたに話がしたい、あるいは話をするべきだと思って話をしています。もしくは、あなたの助けになるだろうと思って、わざわざ話をする場合もあります。

そして助けた相手であるあなたから「ありがとう」という言葉を伝えられ、相手はようやく「役に立てて良かった」と満足度を得られます。あなたが感謝の言葉をかけてあげれば、人間の欲求である「他人の役に立てた自分を認めてもらいたい」という気持ち(承認欲求と言います)が満たされるのです。

 

あなた
なるほど、いやあ今の話はかなり役に立ちそうなので助かります。
あなた
ありがたい話だね~

 

直接相手を感謝していない場合でも、「有益な話を教えてくれたあなたに感謝しています」と間接的に相手を感謝することにも繋がります。

たいていの人は、感謝の相槌をする人に対して悪い感情は抱きません。感謝の言葉は温かい感情に包まれますので、積極的に使っても好感を集めます。

とても勇気のいることだと思いますが、なかなか言わないだけに、言われた方も心への響き方が普段とは違ったものとなるでしょう。

感謝の相槌を言う場面は限られていますが、タメになる話を聞いたなと感じたとき、アドバイスをもらったときには口にしてみましょう。

 

まとめ

これら4つのポイントを覚えて、相手の心をつかむ相槌をしましょう。

最後に相手に感謝して会話を終えられれば、お互いにとても清々しい気持ちになるでしょう。相手もあなたのことを「心がとても温かい人」と思うようになり、あなたの人間としての魅力が高まります。

聞き上手な人は「相手の心をつかむ相槌」ができる人。そして「相手の心をつかむ相槌」ができる人は、良い人間関係を作っていくことができる人なのです。

 

【相手から好かれる相槌4つのポイント】

  • 表情や動き、声色などを駆使して、ワンパターンな相槌をしない。
  • 相手の感情を察知して、共感の言葉を盛り込む。
  • 共感の言葉を述べた後はすかさず5W1Hを使った質問をして、相手から話を引き出す。
  • 感謝の相槌で相手の承認欲求を満たし、温かい気持ちになってもらう。

 

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