冬になるとたくさん食べてしまうみかん。こたつに入って食べるみかんは格別なおいしさを感じます。
みかんと一緒にコーヒーもついでに飲んだりして、ポカポカ温まる人も少なくないのではないでしょうか。
ところで、みかんとコーヒーは食べ合わせが悪いという話を聞いたことはありませんか?
そんな話を初めて聞いたという人にはドキッ!としてしまうような話ですが、昔から言われている話の割には、食べ合わせが悪い理由はあまり知られてはいません。
この記事では、みかんとコーヒーの食べ合わせが悪いと言われる原因についてお伝えしていきます。
この記事を読んでわかること
- みかんに含まれている「シネフリン」と、コーヒーの相性
- コーヒーとみかんを一緒に摂取すると本当にダメなの?
- みかんは何個まで食べてもいいの?
みかんとコーヒーの食べ合わせが悪い原因
食べ合わせが悪いと言われている理由は、みかんの『シネフリン』という酸味成分と、コーヒーに含まれる『カフェイン』が関係しています。
シネフリンが作用する効果の中に、次のような効果があります。
- 心拍数や血圧を上げる
- 血流を促進する
みかんに含まれるシネフリンという成分は、他にも体にとても良い効果をもたらしてくれます。その効果から、低血圧症の人向けの治療薬やサプリメントとして使われることも多い成分です。
一方、カフェインの副作用としても同様の働きがあります。
つまり、この2つの成分を同時に摂取すると、両方の成分の相乗効果によって心臓機能や血圧に負担をかけてしまうと言われています。
コーヒーとみかんを一緒に摂取したらダメなの?
しかし、相性が悪いからと言って、みかんとコーヒーを一緒に食べてはいけないというわけではありません。
あくまでみかんを「過剰摂取した場合に」健康被害が出る可能性があるだけです。
普通に食べる分には問題ありません。1日に2~3個のみかんの摂取が健康にいい摂取量とされており、シネフリンの良い効果を得ることができるので安心してください。
もし気になるようでしたら、みかんを食べた後時間を空けてコーヒーを飲むようにしたほうがいいでしょう。
あまり気にする必要もないと思いますが、食べ合わせについては知っていて損はないと思います。
みかんもコーヒーも適量を守って摂取すればとても健康に良いですので、おいしいからと言って食べすぎ飲みすぎはしないようにしましょう。
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せっかくなら、身体に良いコーヒーを摂りたいですよね。
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