相手がイラッとしてしまう「Dワード」の秘密

相手がイラッとしてしまう「Dワード」の秘密

どうも、Perryです。

「Dワード」という言葉を聞いたことはありますか?

このDワード、コミュニケーションでよく使っている人は要注意です。話している相手を傷つけたり、イラッとさせてしまっている可能性が非常に高いです。

Dワードとはどういう言葉なのか、詳しく解説していきます。

相手がイラッとしてしまう「Dワード」の秘密

 

相手がイラッとしてしまう「Dワード」の秘密

「夏までに10kg痩せるぞ!」

相手がこのように語ってきたとき、あなたはどんな反応をしていますか?

 

でも、たったの3か月しかないよ」
だけど、本当に10㎏も痩せられるの?」
どうせ長続きしないんじゃないの?」
だめだめ、無理に決まってるって」

 

いかがですか?とてもネガティブに聞こえますよね。

冒頭で使われている、

  • でも
  • だけど
  • だって
  • どうせ
  • どうでもいい
  • だめだ

 

これらの言葉には共通しているものがあります。「D」から始まる言葉ですね。

Dワードというのは、これらの頭文字をとった言葉のことを指します。

 

Dワードを普段当たり前のように使っている方も多いと思いますが、改めてDワードにはどんな意味を持つか見ていきましょう。

 

Dワードの持つ意味
  • 【でも、だけど、だって】…言い訳をするときによく使う言葉
  • 【どうせ】…自信がなかったり、諦めるときに使う言葉
  • 【どうでもいい】…他人事として聞いている無責任な言葉
  • 【だめだ】…否定するときに使う言葉

先程の会話でこのDワードを使うと、「夏までに10kg痩せたい!」と意気込んでいる相手に水を差してしまう表現になってしまいます。

 

ビジネスやプライベート関係なく、このDワードはいい印象を受けません。上司や同僚、家族にDワードを使って話していませんか?

Dワードを使われた相手は、こんな風にあなたのことを見ているでしょう。

 

  • さっきから文句ばかり言ってるけど、おまえは何がいいんだよ!
  • あいつは何をするにしてもやる気がなさそうだな
  • 真剣に考えているのに「どうでもいい」とはなんて奴だ!
  • 私のことを信じてくれないのはショック…

 

何かにつけてDワードで返していると、さすがに相手も不快感を抱きます。

相手の夢や目標を潰すようなニュアンスになるので、怒ってしまうのは当然のことです。

そういうつもりで言っていなかったとしても、Dワードが出るだけで鼻につく場合もあります。

関連記事相手を不快にさせない、「上手な頼み方」の4つのコツ

 

改善するためには?

では、Dワードが口癖になってしまっている人への改善方法をお伝えします。

 

①すべて肯定的に捉えてみる

普段からこのようなネガティブな言葉を使っている人は、常に物事を否定的に捉えてしまう癖があります。

欠点や悪いところを詮索し、否定的な言葉を使うことで、自分の意見を正当化しようとしています。

自分の意見を押し通すことばかりしていたら、相手は話す気をなくしてしまうでしょう。

 

相手の発言を否定的に捉えるのではなく、肯定的に捉えるようにすると印象はガラッと変わります。

 

「夏までに10kg痩せるぞ!」

「だけど、本当にできるの?」
「そうなんだね、痩せたら大したもんだよ」

「でも、たったの3か月しかないじゃん」
「痩せたらオシャレな夏服をたくさん買えるね!」

 

まずは相手の意見をすべて肯定的に受け入れてみましょう。

可能性を広げて、前に進むことを後押しするような見方をしてみましょう。

 

②言い回しを変える

Dワードを使用しなくても、自分の主張を上手に伝えることができます。

 

「夏までに10kg痩せるぞ!」

「どうせ長続きしないって」
「去年は途中で挫折しちゃったもんね、何か対策は考えているの?」

「でも、たったの3か月しかないじゃん」
「たったの3か月で10kg痩せる方法を考えないといけないね。」

 

Dワードを使わず、建設的な言葉に変換するのです。

 

否定や言い訳がましいことを言っていないため、自分の疑問に思っていることを相手に伝えても、嫌な気持ちにはなりません。

 

否定的なニュアンスのある言葉は不快感を与えるだけでなく、信用まで失ってしまいます。

相手の可能性に蓋をするような言い方ではなく、「一緒に頑張ろう」「応援するよ」という前向きな言葉選びをするようにしましょう

 

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